天慶・天一の由来

江戸時代から米穀商を営んでいた初代早川半三郎が、明治六年に現在の
四日市市天カ須賀で酒造りを始めたのが当蔵の最初となります。
その創業の地の地名の「天」と天下一品の酒を目指すという初代の願いから、
弊社の主力銘柄「天一」が命名されました。
また、「天慶」には愛でたく天からの賜物という意味があり、
そのようなお酒でありたいと願いから名付けられています。

明治の間は創業地で酒造りを続けておりましたが、
酒造りの基本である品質のよい水を求めて、大正六年に現在の朝明川の辺りに
蔵ごと移築し、 以来百年近くにわたり、鈴鹿山脈を源流とする清流朝明川の
豊富な伏流水に恵まれた当地にて、日本酒を醸し続けております。

当蔵の酒造りの特徴は、お米の旨味を十分に引き出した旨酒タイプの酒造りを
得意としている点であり、 山田錦をはじめとした酒造好適米をふんだんに
使用して、強い麹・強い酵母(山廃酵母)を育てることにより、 お米の成分を
できるだけお酒に変えることに造りの重点をおいております。
このようにして醸されたお酒は、アミノ酸などの旨味成分を多く含み、
燗に向く濃醇なコクと味を広がりを持ったものとなり、
食中酒として料理を引き立てることもできます。

会社概要

社名合資会社早川酒造部
代表者名早川圭介
所在地〒510-8121 三重県三重郡川越町大字高松829
TEL・FAX059-365-0038
営業時間8:00〜18:00
休日日曜・祝日
加入団体三重県酒造組合
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